顔面騎乗を撮影す⑧ リモコン問題

顔面騎乗考察

前回からの続き

私が顔面騎乗シーンを撮影するカメラに求める5つの要素。

その3つ目が「シンプルなワイヤレスリモコンでシャッターを切れること」。実はこれが問題なのです。

カメラを手持ちではなく三脚に乗せて少し離れた場所から撮る場合、リモコンが必要。この場合、シャッターボタンだけのシンプルなワイヤレスリモコンが非常に使い勝手が良いわけです。

ところがどういうわけか最近のカメラには、そのようなリモコンを使える機種がほとんどありません。一体なぜ?

安いデジカメでリモコンが使えないのはやむを得ないとしても、高級デジカメでさえ使えないのです。

リモコンが使えたとしてもコード付きだったり、あるいはスマホアプリでWi-FiやBluetoothによるリモコン機能だったりするわけですが、これじゃダメなんです。

なぜなら私は仰向けに横たわって顔に座られており、動くことも見ることもできない状態でカメラを操作するから。

コード付きのリモコンだと誤って引っ張ってしまい三脚を倒すおそれがあります。画面タッチで操作するスマホアプリのリモコンにいたっては、画面が見えないとどうにもならん!

だから昔ながらのシャッターボタンひとつだけのシンプルな赤外線ワイヤレスリモコンが良いんです。これなら顔面騎乗されて何も見えない状態でもわりとスムーズに操作できるので。

悲しいことに今、この赤外線ワイヤレスリモコンに対応したデジカメ機種がどんどん少なくなっています。どうやらシャッターを切ったときに赤外線がかすかに写り込むのがよろしくないらしい。

だからリモコンはコード付きかスマホアプリばかりになっているようなんですね。

赤外線ではなくBluetoothでもWi-Fiでもなんでも良いので、物理的なボタンがあるシンプルでコンパクトなワイヤレスリモコンが欲しい!

これは結構、切実な希望なんです。

次回へ続く

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