顔面騎乗を撮影す⑦ 望ましいカメラの5つの条件

前回からの続き

顔面騎乗シーンの撮影に必要な道具は言うまでもなくカメラ。

撮影機材や技術に関する知識は私にはありませんが、カメラに対するこだわりはあります。というよりも私の要望に沿ったデジカメがなかなか見つからないことが不満。

カメラのスペックにはさほどこだわりはありませんが、次の5つの条件にはこだわります。

  1. レンズとモニターを同じ方向に向けられること
  2. レンズの広角側が広いこと(できれば24mm~)
  3. シンプルなワイヤレスリモコンでシャッターを切れること
  4. デジカメ本体がコンパクトでグリップしやすいこと
  5. 手ぶれ防止機能があること

これらの条件はいずれも明確な理由があります。

まず「1.レンズとモニターを同じ方向に向けられること」について。

顔に座られる自分と座る女性を同じアングルに収めるわけですから、レンズをこちらに向けた状態でモニターを確認できるカメラが必要です。種類としては、モニターが回転する「バリアングル液晶モニター」か、もしくはレンズが回転するタイプです。

後者のレンズ回転タイプは昔よく見かけましたが、最近はほとんど見なくなりました。

一方、前者のバリアングルは、ここ数年の自撮りブームを反映して選択肢が増えています。かつては大型のカメラにしか搭載されていませんでしたが、最近はコンパクトデジカメにもバリアングル液晶モニターが装備されるようになりました。

モニターが横に回転するタイプと上に回転するタイプがあり、私は横回転タイプが好きなのですが、なぜか最近は上回転タイプがメジャー。

いずれにせよ、かつてはこのタイプのデジカメがほとんど無くて探すのに苦労しましたが、最近その苦労はなくなりました。

続いて「2.レンズの広角側が広いこと(できれば24mm~)」です。

顔に座られた状態でカメラを手持ちして撮る場合、標準的なレンズ(概ね35mm前後)だと、ドアップになって何が何だかわからない状態で写ってしまいます。そのため近くでも広い範囲が取れる広角レンズが必要なのです。

以前は望遠ズームばかりがもてはやされて、広角側は35mmからのおざなりな扱いのカメラばかりでしたが、最近はやはり自撮りブームのおかげで広角24mmからが普通になってきました。

ということで、この条件もクリアしたカメラの選択肢は多いです。

次回へ続く

顔面騎乗を撮影す⑦ 望ましいカメラの5つの条件

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