<前回からの続き>
仰向けになった私のサオにまたがり激しく腰を動かす優実さん。アソコが先端部に近づき、根元に戻ろうとするたびに、今にも入ってしまいそうなスリリングな状況。
私は内心「ヤバイ~ヤバイ~、入るー入るー。入ったらどないしょーどないしょー?」と焦りながらも、あまりの気持ち良さに「もうダメだ・・・。入れたい」という方向に気持ちが傾きそうになります。
そこでハッと我に返る。
「いやいやイカンイカン。それはダメなんだーっ!」と思い直し、優実さんの上半身を垂直に起こす。この体勢の素股であれば間違って入ってしまうことはありません。
しばらくはその体勢で素股を楽しんでいたものの、彼女は体を支えきれないのか再び上体が前に傾いてくる。結局、私の胸に上体を預ける体勢でアソコをチンコにこすりつけます。
そのうち彼女の腰の動きがスローダウンし、何かを探るような複雑で微妙な動きに変化してきました。明らかに先端を入口に誘導しようとする動きです。
「ん? これはもしや! 入れようとしているのか!? むむっ! むむむーっ!?」
優実さんはチンコ先端を股間中心部にあてがいながら腰を複雑に動かし、先っぽをアソコでつかまえようとしているように見えます。でもこの状態だと角度がピタリと合わない限り、手を使わずに挿入することは難しい。
角度を合わせるか合わせないかは私の意思次第という極めてクリティカルな状況に陥ってしまいました。この状況で互いに無言の攻防が続きます。さて一体どうしたものか?
ここでインサートについて少し余談。
私は顔面騎乗やクンニの方がインサートよりも好きという変わった性癖の持ち主ですが、SEX(=インサート)の欲求も普通にあります。しかしながら日本の風俗店でルール違反を犯してまでインサートしたいという気持ちはさらさらない。
世間のルールを守ることが「見知らぬ女性と顔面騎乗の実践をひたすら繰り返す」というある種、愚行ともいうべき営みのリスクをミニマイズする。
つまり社会人としての安全を確保するために必要と考えてます。
この場合なら「挿入しない」というルールの順守が最後の砦であり、ここを突破してしまうと何かが崩壊してしまうのではないか? との恐れにも似た気持ちがありました。
そのため(ここで元の場面に戻る)優実さんのアソコに私のチンコがうっかり入ってしまわないよう虚しい抵抗を続けていたんです。
でもそうは言っても私自身は健康で凡庸な普通の男。この状況を冷静にやり過ごせるほどの鋼鉄の意志は持ち合わせていない。
こうして私の心の中で恐怖と誘惑のせめぎ合いが続きます。
<次回へ続く>