<前回からの続き>
まずは5つのポイントのひとつめ「顔全体を使う」。
「クンニなのに顔全体とは? はて?」と思われたかもしれません。クンニと言えば、仰向けになった女性のアソコを舌でペロペロ、というのがわりと一般的なイメージだと思います。
ところがこれからご紹介する顔面騎乗クンニは、口や舌はもちろんのこと顔全体で女性の股間を刺激するというもの。
特に重要なのが「鼻」。唇や舌などの粘膜より若干固いものの、指先より当たりが柔らかくなめらかな鼻先を十分活用するのが、顔面騎乗クンニの特長です。
では具体的にどうするか?
まずは仰向けに横たわる男性の顔の上に女性がまたがって座ります。女性は男性の足の方を向いて股間を顔に乗せ、両膝は男性の両肩の外側あたりで下についている状態(後ろ向き顔面騎乗)。
そうすると男性の鼻が小陰唇の真下に、口がクリトリスの真下に位置することになります。
そのまま舌の表面をクリトリスに柔らかく這わせながら、同時に鼻先を左右に動かして小陰唇を開きます。そして鼻を小陰唇の間にスルリと滑り込ませ膣前庭部をソフトに摩擦。その間もクリトリスを口に含んでその先端を舌でコロコロと転がす・・・。
このように顔面騎乗クンニでは、口でクリトリスを鼻で膣前庭部周辺を、それぞれ同時に刺激します(2点同時刺激)。
また口と鼻ばかりではなく、顔全体を女性の股間に密着させて動かすことにより、額がお尻を頬が内腿を柔らかくマッサージ。この顔全体と股間一帯の奥深い密着が、通常のクンニとは異なる感覚をもたらすのです。
そのまましばらく顔面騎乗の体勢でクンニを続けますが、時間がたつと女性の脚が疲れてくることがあります。そのタイミングで一度体勢を変えてクンニを続行。
今度は女性がうつ伏せになり、脚を開いてお尻を上げ、男性は後ろから女性の股間に顔を埋める。そして女性の太ももの下から両腕を差し入れ、腰のあたりに手を添えて引き寄せると、股間と顔の密着度が高まります。
このときも男性の鼻は小陰唇の間の膣前庭部に収まり、口はクリトリスに接触。先ほどの「後ろ向き顔面騎乗」と同じように2点同時刺激を続行します。
この体勢で膣前庭部を鼻先でニュルニュルしながらクリトリスを口に含んで舌で包皮の上からレロレロレロレロと舐める。
これはもう!女性にとってたまらなく気持ち良い!(らしいですよ・・・)
この「うつ伏せクンニ」は、意外にも多くの女性にとって未体験の舐められ方のようです。「この体位は初めてだけどすっごく気持ちいい!ヤバーイ」とすこぶる好評。こういった独自のクンニスタイルは自分のアドバンテージになります。
さて「後ろ向き顔面騎乗」と「うつ伏せクンニ」はいずれも顔全体を股間に埋め、クリトリスを口で・膣前庭部を鼻で同時に刺激できる、という共通の特長があります。
クンニするとき唇や舌以外は使っちゃイカンなんてルールはありません。鼻を含む顔全体を股間に密着させて、より奥深い心地よさを女性に体感してもらう、というのが「顔全体を使う」ことのねらいです。
<次回へ続く>