<前回からの続き>
会員制(毎月定額料金)の動画配信ビジネスの隆盛を経て、現在では動画の無料配信サイトが数多く立ち上がりました。今まさにその全盛期の様相を呈しています。
Pornhub.com、xvideos.com、xhamster.comあたりが顔面騎乗を含むアダルト動画が充実しており、勢いがあるサイトのようです。
これらのサイトは、ユーザーが保有する動画をアップロードして共有し、他のユーザーはそれを無料で見ることができるというもの。いわば動画ファイル交換のプラットフォームです。アップロードされる動画は、かつて動画配信ビジネスで制作されたものがほとんどという状況。
著作権の扱いは一体どうなっているのか気になりますが、おそらく何らかの方法で解決しているのでしょう。よく見るとビデオプロダクションが宣伝用のクリップをアップロードする場合もあるようなので、無料動画サイトとプロダクションはそれなりに友好的な関係を維持しているように見えます。
いずれにせよ、これらの無料動画サイトから結構良質な顔面騎乗動画がタダで手に入れられるようになったので、お金を払って入手する必要がなくなりました。
かつて、顔面騎乗シーンがどれだけ収録されているかよくわからない1本2万円以上するビデオを買おうかどうしようか迷っていた時代を思い浮かべると、隔世の感があります。もはや顔面騎乗メディアは行き着くところまで来てしまったのでしょうか?
無料動画全盛の現在ではアダルト動画の制作・販売の利益率は低下しているはず。そうなると顔面騎乗のように数をさばけないニッチなジャンルの動画が今後も数多く制作されることは期待薄でしょう。しばらくは低迷するかもしれません。
現にPornhub.comなどの無料動画サイトに新たにアップロードされる顔面騎乗動画は十分な量とは言えず、しかもそれらは過去に何度もアップロードされたものが大半、といった末期的状況。
こんなことならお金を払ってでもオリジナルの良質なコンテンツを入手したいところですが、新規制作される有料の顔面騎乗動画は著しく減少しています。
私自身は顔面騎乗シーンに飽きることはないので、良質な画像や映像であれば金銭を投じることはやぶさかではありません。したがって無料動画全盛の一方で良質な有料動画の新規供給が停滞するといった現在の状況は歓迎できない。
しかしながらこの状況がずっと続くとも思えません。新規作品の供給が滞れば、無料動画サイト自体が早晩成り立たなくなるはずだから。
そうした場合、顔面騎乗メディアは今後どうなっていくのか?
<次回へ続く>