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りおさんとの2回目のプレイの翌月、クラブAに電話すると、りおさんはしばらく休んでいるとのことでした。
いずれ出勤すると思うが、いつになるかはわからない、とのことです。
私はがっかりしてしまったのですが、一度火が着いた顔面騎乗への思いは止められません。
とにかく店に行き、写真でお相手を選ぶことにしました。
そのとき指名したのがエミさんです。写真では色白で黒髪、顔立ちは和風でしっとりとした印象でした。
このエミさんとはその後長くおつきあいすることになったのですが、初めてのプレイは、なぜかそれほど印象に残るものではありませんでした。
それから数ヶ月経って、再びクラブAに行きました。相変わらずりおさんはお休みです。
しょうがないので写真を見せてもらうと、今度もエミさんの写真が入っていました。前回のプレイはさほど好感触では無かったものの、他の写真の女性よりも魅力的だったので、再度エミさんにお願いすることとしました。彼女ならまあ大はずしすることは無いだろうと思ったのも理由のひとつです。
私はまだ、クラブでのいやな思い出、例えばご挨拶の強要とか客に対するぞんざいな態度とか、そういったものを引きずっていましたので、初めての女性に対しては警戒感が拭いきれませんでした。
というわけで、エミさんと2回目のプレイをお願いすることになったのですが、そのプレイで今度はエミさんにはまってしまうことになったのです。
彼女は先にプレイルームで待っていました。ルームに入った私の顔を見て、なんと名前で呼びかけてくれたのです。名前を覚えていたのではなく、受付からの連絡で名前を聞いたのだろうと思うのですが、それでもうれしいものです。
そればかりでなく、プレイの内容について話をしているときに、私にとってはびっくりするようなことが起こりました。
そのとき、エミさんは黒いロングのワンピースを着ていたのですが、私が「白っぽい、普通の下着で顔に座られるのが好き」と言うと、エミさんはやおら椅子から立ち上がり、ワンピースの裾を持ち上げて、私にショーツを見せつけながら「今こんなの穿いてるんだけど、これはどお?」と言うのです。黒いワンピースの裾の下から、エミさんの白い足と、股間を包む純白のショーツが私の目に飛び込んできました。
予想もしていなかった展開に、私は驚いてどぎまぎしてしまったのですが、エミさんはそんな私を気にする様子もありません。ワンピースの裾を持ち上げたまま、壁一面に張られた鏡の前で、前を向いたり後ろを向いたりして、自分の姿を見ています。
おそらく、エミさんとしては何気なくそのようなしぐさをしたのだと思いますが、私にとっては結構強烈な出来事でした。
別に女性の下着姿を初めて見たわけではなかったのですが、初対面に近い女性が自らスカートの裾を上げて「見て見て」と言う姿を見るのは、そのときが初めてだったのです。
そういえば、幼い私に衝撃を与えた「悩殺遊び」(コラム「顔面騎乗との出会い」参照)にも、団地妻がスカートをめくりあげて青年に自分の下着を見せつけるシーンがありました。今になって思えば、顔面騎乗のみならず、そのシーンも私の無意識の中に刻みつけられていたのかもしれません。本当に罪作りな作品だとつくづく思います。
といったことはさておき、エミさんとの2回目のプレイですが、こちらも初対面のときとはうって変わって、何ともいえず「エロ」いものでした。
彼女は仰向けに横たわる私の顔のうえにゆっくりと腰を降ろし、甘い甘〜い香りを私に嗅がせるのです。
時折太股の間からエミさんの顔を見あげると、彼女は目を閉じて何かを感じているようでした。
そのまま、手を握り会いながら、ゆっくりと静かな時間を過ごしたわけです。このなんともいえずまったりとした穏やかなプレイに私はすっかりはまってしまいました。りおさんの元気の良いプレイとはまた違った喜びを与えてくれます。
エミさんは前回とはまるで別人のようでした。初回は体調があまり良くなかったということもあるのでしょう。
もっとも、クラブではこのようなことは往々にしてあります。初めてのプレイが今ひとつだったなら、当然しばらくはリピートしないわけですが、たまたま何かの拍子で2回目にあたったときには、どういうわけかびっくりするほど楽しめることがしばしばあるのです。最初の印象だけで判断することはなかなか難しいものです。
さて、プレイの後、エミさんに印象を尋ねてみたのですが、次のような独特の表現で話してくれました。
「なんかねえ、私がお姫様になって、ヨーロッパのお城みたいな建物の中の大きなベッドルームで、執事の顔に座っているの。その執事は私のお尻の下でお姫様を崇め讃えているみたいな感じ」だそうです。
エミさんは極めて常識的かつ頭の良い人でありながら、独特の感性を持った女性です。
とにかく彼女は、その美しい声、言葉使い、何気ないしぐさ、いずれをとってみても、極めて艶っぽい人でした。
彼女とはクラブA時代はもちろん、彼女がAを辞めてからも、たまにおつきあいいただき、私の顔上滞在時間(?)は最も長い人です。
なお、りおさんは残念ながら長期休暇のままクラブAを辞めてしまい、その後復帰することはありませんでした。
でも、りおさん、エミさんといった素晴らしい人達を輩出したクラブAに、私はその後もどんどんはまっていくことになったのです。
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