<前回からの続き>
仮にですが、もしも現地で顔面騎乗パートナーと出会うことができたとしても次の障害が待ち構えています。
というのもニューヨークでは一体どこでプレイすればよいのか、さっぱりわからないんです。
日本ならそこら中にホテル街がありますが、ここではそれらしきゾーンを私は見たことがない。郊外に出ればモーテルが使えるのでしょうが、私はクルマを持っていない。
ミッドタウン(中心部)あたりの普通のホテルはいくつも知ってましたが、宿泊以外の利用はできないだろうし、そもそもID(免許証とか)が必要なので匿名での利用ができない。
自分のアパートメントに連れてくるという作戦は、エントランスでドアマンに見られるので却下。というか、そもそも家に連れてくるような間柄ではありません。
結局、なんとかパートナーを見つけることができたとしても「プレイ場所の確保」という簡単な問題さえクリアすることが困難だったのです。
もはやこれまで、と私はアメリカでの顔面騎乗体験をきっぱりあきらめました。
「あきらめが早い!」と思われるかもしれませんが、仕事でアメリカに来ているわけですから、ここで無用なリスクをとるべきではないとの判断は妥当なものでしょう。
結局、可能な限り一時帰国して東京滞在中にお店を巡り、なんとか顔騎虫をなだめることにしたんです。
一時帰国して東京に戻ると、当時の私にとってそこはまるでパラダイスのように思えました。
とにかく東京の女性は全般的にレベルが高い。ハッとするほど美しい人が普通に電車に乗ってたりそこらへんを歩いてたりするし、逆に「うわーっ・・・」という人を見かけることは少ない。
お店(風俗店)に行くと、女性は親切だし魅力的です。私の顔にたっぷりと座ってくれて、荒んだ私の心をいつも癒してもらえました。
短期間の東京滞在中になんとか時間をひねり出してはお店を巡り、顔面騎乗三昧。そうして顔騎虫をなだめてはアメリカに戻る、ということを何度か繰り返しました。
米国では仕事や人間関係がそれなりにストレスフルです。つらい思いをすることもよくありました。そんな時にいつもやっていたのがグーグルマップのストリートビューで東京の景色を眺めること。
一時帰国のときに行った池袋や五反田のお店近辺をストリートビューで見ては「ううっ、次はいつ行けるんだろうか?またこの店行きたいな〜。というか今すぐ行きたぁーいっ!行きたいったら行きたーい!うわーーーっ!!」
と、悶え苦しむ哀れな私・・・。
<次回へ続く>
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