<前回からの続き>
真衣さんは私にとって得難いパートナーでした。
顔面騎乗に対する私の願望を理解してくれて受け入れてもらえる。そして彼女自身が顔面騎乗クンニを楽しんでくれる。そんな人とはなかなか出会えるものではありません。
私はこの関係を大切に思い、結局2年にわたり合計20回以上のプレイを重ねてきました。ところが残念ながらこの関係はやがて終わりを迎えます。
ある日の真衣さんからのメールです。
「お伝えしたいことがあります。実は別れた彼氏から最近連絡があって、また付き合うことになったんです。なのでオオノさんとはいったん終わりにしようと思ってます。
気持ち良いのはオオノさんの方なんですけど、一緒に歩いて行けるのは彼氏の方なので。
もしもまた彼氏と別れたら、その時はお願いします。ムシのいいお願いなんですけど本当にそう思ってます。」
私はこれを読んで「来る時が来たか」とばかりに淡々と受け止めていました。
真衣さんは彼氏とのSEXと私との顔面騎乗プレイを両立できるほど器用な人でないことはわかっていました。だから彼女が下した結論は納得感があります。
もちろん得難いパートナーを失うのはとても残念ですが、恋愛と違って真衣さん一筋というわけでもありません。
私にとって顔面騎乗パートナーは、恋愛対象ではなく密やかな楽しみを共有してくれる同志のような存在。だから「会えなくなるとつらい」という感覚はありません。むしろ新しいスタートを祝福したいぐらいの気持ち。
ということで私は、真衣さんの意向を尊重し、それまで長く付き合ってくれたことに感謝して別れました。
まさにハッピーエンド。
<次回へ続く>
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