<前回からの続き>
都内のホテルの一室。
ベッドに横たわる私のお腹に真衣さんが跨って座った状態。しばらくそのまま会話を続ける私たち。
少し慣れてきたので「もう少し前に来てみてください」と伝えます。
すると真衣さんは膝をついて前に進み、私の胸の上に座ります。私の頬は両側から彼女の太ももにぴったりと挟まれた状態。
胸にかかる重みや太ももの頬への圧迫感を覚えながら真衣さんの顔を見上げていると「恥ずかしいからあまり見ないで」と両手で顔を隠されてしまいました。
でも実は指の隙間から見えています。下から見上げる彼女の顔はなんとなく上気しているようで、薄暗い部屋の中で隠微な美しさを放っていました。
指の隙間から覗かれているのに気付いた真衣さんは、キャミソールの裾を私の顔にかぶせます。そこは暗くて温かくてほんのりとした甘い香りに満ちていました。
その心地よい暗闇の中で私は徐々に癒され始めます。
さていよいよ顔に座られる瞬間が迫ってきました。私はキャミソールの中から「そろそろ顔に座ってみましょうか」と真衣さんに伝えます。
彼女はしばらく逡巡していたようですが、ついに意を決したかのようにベッドに膝をついてお尻を浮かせ、さらに前進します。そしてとうとう、私の顔の真上に股間を運んできました。
私の目にはストッキング越しに白いショーツに包まれた真衣さんのお尻が映っています。甘い香りが漂ってきて、ぼんやりとした感覚で待っていると、彼女はお尻を私の顔に近づけてきて、そして・・・。
次の瞬間、私の顔の上にぴったりと座り込んだのです。ついに待ちに待った瞬間が訪れました。
私の顔は黒いキャミソールにすっぽりと包まれて、真衣さんの柔らかい股間を顔全体で受け止めていました。息を吸い込むと、甘くさわやかな香りが鼻全体に広がります。
私たちはそのままじっと動かずに、無言のままお互いの存在を感じていました。
<次回へ続く>
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