極私的SMクラブ遍歴③ ヘルスでの珍妙な顔騎プレイ

前回からの続き

大阪のSMクラブ“夢楽園”に何度も通うものの、満足できる顔面騎乗プレイがなかなかできない。そんな状況にもかかわらず、私は律儀にそのクラブに通い続けます。なぜなら受付のオジサンとの会話が楽しかったから。

この店の待合室は普通のマンションのリビングルーム。思いのほかアットホームな雰囲気で、私はいつもプレイを待つ間、その部屋でオジサンとお喋りしていました。

オジサンにしてみれば「20歳そこそこの若いお兄ちゃんがSMクラブに入り浸るなんてホンマ大丈夫かいな?」と心配してくれたのかもしれません。何くれとなく声をかけてくれます。

そんな居心地の良い夢楽園(の待合室)でしたが、肝心のプレイの方はあのギャルっぽい女性以外うまくいかない。いよいよ業を煮やした私はついに違う店を試すことにしました。

SMクラブはどこも同じだろうと思い、当時(1990年代)流行っていたファッションヘルスに行ってみることにします。

ヘルスは既に友達と何度か行ったことがあり、その時のプレイ内容は主にフェラやシックスナイン。そんなプレイなら付き合っていた彼女としょっちゅうやってたので、「金出して行くほどのもんじゃないなー」と思っていた私。

ところがある日、兎我野町(大阪市内)の“パンドラ”というヘルスの広告を見つけ「むむむーっ?」と興味を惹かれます。なんでもその店はヘルスでありながらMっぽいプレイも可能とのフレコミ。

「ここに行けば顔面騎乗してもらえるかもしれん。ヘルスだけにSMクラブみたいなご挨拶や言葉責めはないやろし・・・」と思い、パンドラを試すことにしました。

とある休日の午後、阪急梅田駅からひとりてくてく歩いてパンドラを訪問。受付で女性を指名し、例のMプレイっぽいコースを選んでお金を払います。そして箱ヘルにしては広めのプレイルームで待っていると女性が現れました。

私が「Mプレイ、というか顔面騎乗が大好きなのでそれをお願いします」というと、相手はなんと「それはやってないの」と、つれない返事。

私はそれこそ「えーっ!? な、な、なんでー????」とびっくり仰天。

内心「(Mっぽいプレイが売りのはずでしょ? なんで顔面騎乗やってないの? 言ってることがおかしいやろっ!)」と思いますが、それは口に出さず、「どうしても顔面騎乗を体験したいんです。お願いします」と懇願。

でも相手の女性は「いや、だから、それはやってないから」とにべもない。てっきり顔面騎乗してもらえると思いこんでた私はおさまりがつかず、ついに買収作戦の挙にでます。「こっ、これでなんとかっ!」と千円札を握らせる。

すると相手は「どうしてもやりたいの?ホントにいいの?」と何度も確認してきます。私はそろそろイライラしてきて「(やりたいって言ってんだろ!さっさと座れー!)」と考えながら「お願いします、お願いします」とひたすら懇願。

すると相手は「わかった。じゃ座るけど、ホントにいいのね?」と何度も念を押してくる。なんでやろ?ワケがわからん。

私が「大丈夫ですっ。お願いします」と伝えると、相手は横たわる私の顔をおもむろにまたいで座り、いきなり全体重をギューッとかけてくる。そしてお尻を浮かせて私の顔を覗き込み、「大丈夫?ホントに大丈夫?」と聞いてくるんです。

いやまあ、大丈夫っちゃ大丈夫だけど、全体重だからちょっと痛いし、匂いも何も感じられないので、「もう少し軽めにお願いします」と伝える私。

それには答えず相手はまたしても全体重をギューギュー顔にかけてくる。なにがなんだかわけがわからず混乱する私。「大丈夫?」と心配そうに聞いてくるくせに、座るときは思いっきり全体重をかけてくる不可解さ・・・。

どうやらこの女性にとって、顔面騎乗イコール全体重をかけることなんでしょう。とにかくそう結論付けることにしました。

この珍妙なプレイを経験した私は「やっぱヘルスはどうもちゃうなー。顔面騎乗するには結局SMクラブ行くしかないんやろな~」との確信を深めていきます。

次回へ続く

極私的SMクラブ遍歴③ ヘルスでの珍妙な顔騎プレイ

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