特別な顔面騎乗(2)

<前回からの続きです>

「さ〜て、どうやって始めましょうか?」と私が声をかけると、美穂さんは「最初はyujiさんの好きなようにやってみて。」との返事でした。
ならば、と私は部屋を見渡して、「じゃ、最初はこの椅子でも使ってみようかな〜」と、部屋にある小さな椅子をベッドのそばに持ってきて、ベッドの端にセットします。そしてベッドの上に仰向けに横たわり、頭を椅子の上に乗っけるのです。まずは本日一発目の顔面騎乗準備が整いました。

美穂さんはそばにやってきて、椅子の背もたれにつかまりながら足をあげて私の顔をまたぎます。そして、その状態で立つと、私の視界には久方ぶりの美穂さんの股間の風景が飛び込んできました。短めのネグリジェの裾が私の顔をすっぽりと包み込みます。その薄暗い空間はとても温かく、私の顔の20センチほど上にある美穂さんの股間の匂いで満たされています。その香りはなんとも甘く芳しい刺激を私の鼻にビンビンと送り込んできます。その香りに私は癒しを感じつつも、これからの出来事への期待に、心臓の鼓動はドキドキと高まり始めるのでした。

白いショーツに包まれた美穂さんの悩ましいヒップラインを目で堪能していると、彼女は股間を私の顔に近づけたり遠ざけたり、と焦らすようなしぐさです。 私は、もっとじっくり見てみたかったので、美穂さんのお尻に手を添えて動きをとめると、美穂さんはそれに逆らうようにお尻を私の顔に徐々に近づけてきます。私が少し力を入れてお尻を支えても、彼女はどんどん体重をかけて私の顔に股間を近づけてくるのです。やがて、美穂さんのお尻の力にかなわなくなり、ついには股間で顔をぴったりと塞がれてしまいました。

観念した私は、暗闇の中で鼻から大きく息を吸い込み、久方ぶりに美穂さんの匂いを味わいます。その甘い香りは私の記憶に刻印されており、たとえ目隠ししていても美穂さんの匂いならわかるでしょう(犬?)。
美穂さんは背もたれにつかまって体を支えながら、股間を私の顔に押し付け、太ももで私の顔を挟みつけながら、「もう濡れてる?」と私に聞いてきます。 もちろん美穂さんのショーツのクロッチは既に十分湿っていますので、私は「もうムレムレですよ〜」と答えると、彼女はなぜか「あ〜、もうムレムレになってるなんて〜」などと、顔の上で静かに盛り上がっています。

おそらく、第三者的視点から見ると、なんとも奇妙な光景でしょう。でも私たちふたりは、そんなたわいもなくばかばかしい会話を交わしながら、顔に座り、座られることで、徐々にはじけてくるのです。日常のストレスから徐々に開放されてくるのです。

さて、次に私たちはベッドのうえに移動して、オーソドックスな顔面騎乗を楽しみます。
私がベッドの中央に横たわり、美穂さんは私の顔をまたいで立つと、焦らすことなく、すぐさまお尻を顔の上のストンと落としてきます。
そして、私の顔に座り込んだ美穂さんは、お尻をごそごそと動かしながら、私の鼻が敏感な部分にスッポリおさまる位置を探しています。やがて私の鼻は、ショーツのクロッチの布を通して彼女の濡れたアソコにすっぽりと捕まってしまいました。
ようやく顔の上で落ち着いた美穂さんは、股間を少しずつ動かしながら、私の鼻に敏感な箇所を少しずつこすりつけながら感じ始めてきたようです。

プレイがはじけて暑くなってきた私は、上半身裸になります。すると美穂さんは、私の乳首を指先で弄びながら、顔に少しずつ体重をかけてきて、私の呼吸を奪おうと試みてきます。そして美穂さんのお尻にぴったりと顔を塞がれた私は、しばらく息ができなくなってしまいました。そのままの状態で、美穂さんは相変わらず私の乳首をクリクリと弄び続けます。そして、頃合を見計らった美穂さんが少しお尻を浮かせると、私は「プハー」なんて言いながらようやく呼吸できる状況になりました。その様子を見ながら美穂さんは、なんだか隠微な表情を浮かべながら「フフフ。。。」と笑っています。
彼女はどうやら、呼吸をコントロールする、といったサディスティックな感覚に目覚めてしまったようです。最近のプレイでは、1〜2回はこれをやられます。でも、この行為が私の内なるマゾヒスティックな感覚を呼び覚ますのか、呼吸をコントロールされながらも下半身が固くなることを感じてしまいます。

その後も、いつものように壁に向かって立つ美穂さんのお尻に後ろから顔を埋めてみたり、ソファを使ってみたり、一通り顔面騎乗のバリエーションをあれこれと楽しみます。
そうこうするうち、美穂さんは「そろそろ脱いでいい?」と私に聞いてきました。つまりそれは、パンティを脱いで、直接顔に座りたい、ということなのですが、私は「もうちょっと!」と焦らします。もう少し下着越しの股間の感触を楽しみたかったのです。というわけで、ひとしきり下着越しの顔面騎乗をしばらく楽しんだ後、美穂さんに「じゃ、そろそろ脱いじゃいましょうか?」と声をかけると、待ってましたとばかりに美穂さんは私の顔から腰を上げます。そして私に「脱がせて〜」とリクエストするのです。

私は顔の真上にある美穂さんの股間を見つめながら、美穂さんのショーツに両手をかけ、そろりそろりとお尻のほうからショーツを下ろしていきます。すると、クロッチの隙間から美穂さんの大事な部分が見えてきました。彼女のその部分はヘアーが薄めでとてもきれいなピンク色をしています。インサートが好きじゃないといっていましたので、SEX経験そのものはさほど多くないと思うのですが、そのためでしょうか?
ともかく、その美しいアソコをしばらく眺めていたかったのですが、美穂さんはさっさとショーツを脱いで、そして、露になった股間をゆっくりと私の顔に覆い被せてきました。

<以下 次号に続きます>


Happy Facesitting report30