落ち着いた大人の女性との出会い(2)

<前回からの続きです>

私は、ベッドから布団や枕を全て取り払い、仰向けに横たわりました。
美穂さんはどうすれば良いのかわからない様子でしたので、私から「まずは私の体の上に跨ってみてください」と声をかけます。美穂さんは、ベッドに上がり、まずは私の顔の方に向いてお腹のあたりに跨って座りました。
はじめての接触です。私はTシャツを着ていましたし、美穂さんはストッキングを穿いていましたので、直接肌が触れ合っているわけではありませんが、お腹のあたりに柔らかいお尻の感触と温かさを感じます。

しばらくはその体勢のまま会話を交わしていたのですが、私が「もう少し前に移動してみて」というと、美穂さんは私の体に跨ったまま前方に移動し、今度は私の胸の上に座りました。
私の顔の両側には美穂さんの太腿がぴったりとくっついています。胸にやわらかい重みを感じながら、美穂さんの顔を見上げていると「恥ずかしいからあまり見ないで」と両手で顔を隠されてしまいました。でも指の隙間から顔を覗くことができます。
下から見上げる美穂さんの顔は、なんとなく上気しているようで、薄暗い部屋の中で隠微な美しさを放っていました。

さて、いよいよ顔の上に座られる瞬間が迫ってきました。
私が「そろそろ顔に座ってみましょうか」と言うと、美穂さんは少し緊張した面持ちになりました。しばらく逡巡していたようですが、意を決したかのようにベッドに膝をついて腰を浮かせ、さらに前の方に進みます。
そして、とうとう私の顔の真上に、股間を運んできました。
私の目には、ストッキング越しに白いショーツに包まれた美穂さんの美しいお尻が映っています。
甘い香りが漂ってきて、徐々に癒されるのを感じながら待っていると、美穂さんは、お尻をゆっくりと私の顔に近づけてきて、そして....、私の顔にぴったりと腰掛けたのです。
ついに待ちに待った瞬間がやってきました。私の顔は黒いキャミソールにすっぽりと包まれて、美穂さんの柔らかい股間の重みを顔全体で受けとめていました。息を吸い込むと、とても良い香りが鼻全体に広がります。
私たちはそのまましばらくじっと動かずに、無言のままお互いを感じていました。

私が「今度は反対側を向いて座ってみましょう」と伝えると、美穂さんは腰を浮かせて、膝をついたまま私の体の方に向き直し、私の胸のうえに手をついて体を支え、顔に座り直そうとします。慣れていないためか位置がわかりにくいようで、何度かおでこやあごのところに座ったりしていたのですが、徐々に位置を修正して、鼻が股間の中心にぴったりとおさまるように座り直しました。私は柔らかい感触と甘い香りに包まれながら、だんだんと癒しの中に引き込まれていったのです。

「次はストッキングを脱いでみて」と伝えると、美穂さんは一旦私の顔の上から降りて、ベッドの端に座りストッキングを脱いでいます。そして、再び同じ向きで私の顔の上に腰を降ろしました。私の鼻が美穂さんの柔らかいショーツのクロッチ部分に触れると、意外にもそこはすでに湿っています。美穂さんはとても落ち着いているように見えたのですが、静かに感じていたのでしょう。
自分の顔の上で気持ちよくなってもらえるのは本当にうれしいことです。これも顔面騎乗の喜びのひとつといえるのではないでしょうか。

美穂さんは徐々に慣れてきたようです。顔の上でお尻を動かしてみたり、Tシャツの上から私の胸を刺激したりといったことを始めました。私も負けずに下からショーツ越しに敏感な箇所に鼻を押し付けたり、太腿にしっかりとつかまったり、お尻を広げて鼻を中心部奥にさらにぴったりと押し付けたり...。
とても初めて会ったとは思えないぐらいお互いリラックスしてプレイを楽しめるようになりました。

そのうち、美穂さんはなんと「下着をとっても良い?」と言い出しました。もともとは服を着たまま、という約束だったのですが、私にとっては全く問題ありません。むしろ、そこまで気を許してもらえたことをうれしく思いました。
「OKです!脱ぎましょう」と答えると、美穂さんはショーツを脱いで、直接私の顔の上に座り直しました。
下着越しも良かったのですが、直接座られたときの感触も素晴らしいものです。下着越しよりもさらに柔らかく、温かい股間が私の顔を包みこみ、鼻は熱い中心部にすっぽりと収まって、とりわけぬくもりを感じます。大げさかもしれませんが、天にも昇るような心地よさでした。
美穂さんも私の顔の上で大胆に振舞い、楽しんでくれているようです。

結局2時間以上そのホテルで過ごすこととなりました。
終わってからもしばらくは顔全体に余韻を感じていました。下半身にもジーンとしびれるような感覚が残っています。この感覚は、小学生の頃、漫画「悩殺あそび」ではじめて顔面騎乗シーンと出会ったときの衝撃に似ています。
私はそれまでに、数えきれないぐらい顔騎体験を重ねてきていたのですが、このときの体験を上回るものはあまりなかったような気がします。
美穂さんにとっては初めての顔面騎乗体験とのことでしたが、私自身も初めて経験するような濃厚な体験でした。その意味では顔面騎乗を楽しむのに経験の有無は関係ないように思います。もしかすると才能・資質といったものが多少なりとも影響するのかもしれません。
美穂さんからは、会う前に「初めてだから座り方が下手だって怒らないでね」と冗談半分に言われていたのですが、「どこが下手なの!」と言いたくもなるような、それほどまでに素晴らしい体験でした。


Happy Facesitting report06