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衝撃的な(?)顔騎初体験から1年ほどはSMクラブに行く気にはなれませんでした。
でも、そうはいっても顔に座られたいという思いは募るばかりです。
顔面騎乗はクラブに行かないとできないし、かといってクラブに行くとひどい目に遭っちゃうし、と逡巡しながらしばらくは悶々と過ごしていました。
そしてあるとき、もう一度クラブに行ってみようとついに決意しました。顔面騎乗への思いがクラブに対する抵抗感に打ち勝ったのです。
どうせ行くならあのクラブに行くべえ、と思い、初めて行ったクラブに再チャレンジすることにしました。相手が変わればうまくいくかもしれない、と思ったのです。
久々に行ってみると、受け付けのおじさんは相変わらずフレンドリーでしたし、初回ほどは緊張しませんでした。
まずは写真で女性を選びます。今回はとにかく女王様風の人は慎重に避けて指名しました。
ルームで待機していると、ちょっとギャル系のかわいい女の子が現れました。
今回は先にシャワーを浴びてからプレイの打ち合わせです。
私が「昔から顔面騎乗に憧れていたので、その願望をかなえたいんですけど...」と、恐る恐る希望を告げると、その女性は「いいよ。」と言うやいなや、なんといきなり私の顔に座ったのです。
そのときの体勢は、彼女がソファに座って、私はソファのそばの床に座っていたのですが、彼女がソファから腰を浮かせて、私の顔をソファの上に置き、その上にぺたんと座ったのです。私は突然の出来事に驚いたのですが、顔の上に広がる柔らかいお尻の感触を実感し「ようやく念願叶った!」と達成感をかみしめていたことを覚えています。
その後も、彼女はソファや床の上で、いろんなスタイルで顔に座ってくれました。
ところが、しばらくすると彼女自身が感じてきたようです。口数が少なくなり、顔の上からなんだか、声が漏れ聞こえてきます。彼女は白い下着をつけていたのですが、中心部が少しずつ湿ってきました。それまで無臭だったのですが、なんとなく甘い香りが漂ってきたような気がします。
このようにSMプレイというよりもHなフェチプレイという感じで70分間あっと言う間にすぎてしまいました。
この楽しいプレイを体験してから、そのクラブにちょこちょこと通うようになりました。もちろんお目当ては例の女性です。しかしながら、彼女はその後まもなく辞めてしまいましたので、結局トータル2〜3回のプレイで終わってしまいました。
しかたがないので、他の女性もいろいろ試してみたのですが、概ね女王様然とした人が多く、今ひとつ楽しむことができません。初めてのときのようなひどい目に遭うこともあれば、まあまあのときもあったりしましたが、結局この店に十数回通った結果記憶に残っているのは、いきなり座ってくれた例の女性だけでした。
大阪で3〜4年過ごした後、私は会社の転勤で東京に住むようになりました。
心機一転!東京でのクラブ活動が始まったのですが、やはり苦難の連続です。雑誌で調べては六本木や池袋などいろいろ行ってみるのですが、そのたんびに失敗を繰り返していました。
きちんと顔面騎乗してもらえないばかりか、相変わらずご挨拶を強要されたり、いやだと言っているのにローソク垂らされたり、四つんばいになれと言われたり、プレイに入ってもいないのに命令口調でしゃべられたり...。
頭にきてしばらくはクラブへ足を向けなくなるのですが、時間が経つと、次こそはうまくいくのでは?と、わずかな期待を胸に抱き、クラブに出かけてはまた失敗する、ということを繰り返していました。
自分でもよくやるなあ、と思いながらもそんなことを十数回重ねてきたのですが、さすがにばかばかしくなってしまい、とうとうクラブに行くのをぱったりとやめてしまいました。
ちょうどその頃、私はパソコンを買ってインターネットの世界をのぞくようになったのですが、海外のfacesittingサイトを見る方がおもしろくなってきたということもあります。
どうせクラブに行っても失望するだけなので、こっちの方がおもしれえや、とばかりにインターネットに熱中し、結局1〜2年はクラブから遠ざかっていたと思います。
まさに顔騎不遇時代です。
やがて、インターネットで風俗情報サイトが次々と現れるようになりました。SMクラブのHPもぽつぽつとできてきたので何となく見ていたのですが、そのうちのひとつのサイトを見ているうちに、久しぶりにクラブに行ってみようかという気持ちになってきました。
当時、クラブのHPは数少なかったのですが、先駆けともいえるサイトがあったのです。都内のクラブAという店のサイトです。私はそのサイトを見てその店に行ったことがきっかけとなり、現在のように顔面騎乗を楽しめるようになりました。
私の顔騎不遇時代はこのときに終わりを告げたといえます。
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