Facesitting界のチャンピオン(1)

このピクチャーズコーナーでは、国内外の顔面騎乗関連サイトのレビューというスタイルをとっています。
これまでもいくつかのサイトを取り上げ、そのサイトが保有する顔面騎乗画像を掲載するとともに、私の知る限りの情報をご紹介したり、ああだこうだと意見を述べたりしてきました。

でも実を言うと、当初私はこの「ピクチャーズ」をレビューコーナーにするつもりはありませんでした。
コラム（「顔騎サイトをつくる(1)」参照）でも書いたとおり、もともとは顔面騎乗の美しい画像をただ見てもらい、その美しさに触れてもらおうと単純に考えていたのです。
ですので、当初考えていた掲載スタイルは、例えばある回では着衣の顔面騎乗画像ばかり載せたり、次の回では複数女性による顔騎画像を中心に掲載したり、その次は顔騎イラストの特集にしたり、といった具合に運営していくことをイメージしていました。

ところが、この方法だと著作権の問題をクリアすることが難しい、という問題にぶち当たったのです。
つまり様々なサイトからダウンロードした画像をまとめて紹介するとなれば、それぞれの画像の出所を明らかにしなければなりません。もちろん引用サイト（著作権者）のリンク明示といった程度なら大した作業ではないのですが、私は著作権者の承諾を得て画像を掲載しようと考えていましたので、毎回複数の著作権者にいちいち了解を求めるのは現実問題として不可能です。

そこでこのコーナーでは、著作権者ごとに掲載する方法をとることにしました。
つまり、ピクチャーズ１回分の掲載につき、特定のサイトからまとめて画像を引用する、という現在のスタイルです。この方法なら著作権者に掲載の許可を求めるのは１回で済みます。
で、許可さえもらえれば、そのサイトの画像をただポンと載せる、という掲載方法でも良かったのですが、それじゃあまりにも芸がありませんので、引用元サイトに関する私の考察を書くことにしました。

その結果、いつのまにやら（？）レビューになっていたというわけです。
実を言うと、つい最近まで私自身はレビューを書いているという意識が全くありませんでした。ところが先日、あるサイトのリンクページで、当サイトのことを「海外画像サイトのレビューなど．．．」と紹介されているのを見つけたのです。それを見た私は 「ん？オレのサイトにレビューなんてあったっけ？？」と最初思ったわけですが、さすがに鈍い私でも「こりゃ多分ピクチャーズのことだなー」と気づきました。で、「言われてみれば確かにレビューっぽいな〜」と初めて気がつき、思わずひとりで笑ってしまった、というオチです。
以上、最近の私のプチ面白い出来事でした。（「今頃何言ってんの？」と一応突っ込んどきます。）

とまあ、くだらない前置きはさておいて、このコーナーで最も多く「レビューしている」サイトはSmother.comです。今回、再びこのサイトを取り上げ、またしてもSmother.comについてあれこれと考えてみたいと思います。

既に何度もご紹介しましたとおり、このサイトが擁する顔面騎乗画像は、その膨大な量の蓄積といい、質といい、まぎれもなく現時点では世界最高水準のものであろう、と考えられます。
このサイトの基本スタイルは、ハードなFacesittingによって女性が男性を痛めつけるものですので、その点においては私は賛同できないのですが、まあFacesittingはFemale Dominationの文脈の中で扱われることが、もはや確立されていますのでやむを得ません。

その点を差し引いても、いわゆる女王様っぽくないキュートなモデル達や、SM的暗さを排除した明るいシチュエーションでのFacesitting画像はいずれも魅力的なものばかりで、非常に素晴らしいサイトと言えましょう。まさにFacesittingサイトの王者と呼んでも差し支えないものと思われます。

Smother.comのメンバーズエリアのチェックは、私のかつての日課でした。
このサイトのピーク時には、ほぼ毎日のように新たなFacesitting画像が追加されていたので、私は暇さえあればメンバーズエリアにアクセスしていたのです。
また、毎月２〜３本ずつリリースされるFacesittingビデオも楽しみのひとつでした。私は毎月１日には、「今月はどんなのが出るんかな〜？」と思いながらビデオコーナーをチェックしていたものです。

ところが、そんな楽しい生活（？）は、もはや過去のものとなってしまいました。
すでに述べた通り、Smother.comはビデオ制作・販売から撤退してしまい、また、メンバーズコーナーに追加される画像の量も質も、いかに贔屓目に見てもかつてよりも劣る、と言わざるを得ません。

ことほどさようにSmother.comは、ここ１〜２年ですっかり様変わりしてしまいました。一体、なぜそうなってしまったのでしょうか？
あくまでも推測に過ぎないのですが、考えられる理由はひとつしかありません。つまり、それまでのビジネスが儲からなくなった、ということではないでしょうか？
要するにビデオは売れないし、会員数は伸びないのに、コンテンツ制作やサイト管理のコストは増える一方で、いつまでも画像やビデオを大盤振る舞いするわけにはいかなくなったのでは？ と考えられます。

結局のところ、Facesittingサイトビジネスというのは、たとえチャンピオン Smother.comといえどもコンスタントに利益をあげるのが難しいということなのでしょうか？

<以下次号に続きます>