<前回からの続き>
真衣さんとのメールの中で、私からも「顔面騎乗のどんなところに興味を引かれたのか?」を尋ねてみました。すると、
「顔に座られて喜ぶ人がいるなんて知らなかったので、こんな世界があるのに本当に驚いたんです。
私としてはSEXするのは抵抗があるけれど多少刺激的なことがしたい・・・。顔に座るのなら自分が上だし危険も少ないのかなって思ったんです。
あと自分の下で熱い息がかかるっていうのを想像すると、体験したいなって思いました。」
その後も何度かのメールのやりとりを経て、ようやく会うことになりました。最初にメールを送ってから1ヶ月近く経った頃です。
当日私は待ち合わせ場所に早く着いて、喫茶店で待っていました。これから真衣さんと過ごす時間への期待に胸を膨らませながらブラックコーヒーをズズズーッとすすります。
その一方で、年齢も身長・体重その他外見の特徴も一切聞いていなかったので、「一体どんな人が現れるのだろうか?」という不安もありました。
そんなモヤモヤした時間を過ごしているうちに約束の時刻になります。
真衣さんから電話が入り「駅に着いたので待ち合わせ場所に向かいます」との連絡がありました。
初めて聞く彼女の声は、緊張のためか少し固い印象ですが、落ち着いた低めのトーン。
私が喫茶店を出て約束の場所に行くと、そこにはすでに何人もの人がいました。果たしてどの人か?
よく見ると、ひとりの女性が私に微笑みかけながら近づいてきます。それが真衣さんでした。
初めて会う真衣さんは、細身でスラリと背が高く、おそらく30代半ばぐらいの、落ち着いた雰囲気の女性です。想像以上に美しく魅力的な大人の女性が現れたので私は驚いてしまいました。
「初めまして。今日はよろしくお願いします。」とあいさつを交わし、そのままホテルに向かう私たち。もう十分メールをやりとりしたので、ホテルまでの道すがらは会話がはずみます。
真衣さんも私に会うまではとても不安だったようですが、私の姿を見て言葉を交わし、とりあえず安心した模様。
「やさしそうな人でよかった。今日は楽しみにしてたんです。」と言う真衣さんの柔らかな笑顔は、とても美しく輝いていました。
<次回へ続く>
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