貴重な経験(2)

<前回からの続きです>

私は洋子さんとの待ち合わせ当日、例によって早めに約束の場所に到着し、心を落ち着けるためにのんびりとコーヒーを飲んでいました。女性を待っているときに飲むブラックコーヒーはなんとも味わい深いものです。

私がコーヒーをズズーッとすすりながらプレイのイメージを膨らませていると、ほどなくして洋子さんが現れました。
予め彼女の写真をもらってはいなかったのですが、迷うことなく一目瞭然です。お腹を見ればすぐにわかります。
メールでのイメージ通り、清楚な雰囲気の人妻といった印象で、私の周りにはあまりいないタイプの女性でした。

事前に彼女からは、「妊娠してからはあまりばっちりお化粧とかはしてませんし、外見はyujiさんのサイトに登場するようなステキな方ではないと思います。」などと聞いていたのですが、なかなかどうして、とても魅力的な女性です。人にもよるのでしょうが、女性はどうもこのような局面では謙遜しがちです。

さて、私たちは喫茶店で少しお話をした後、近くのホテルに向かいます。
部屋に入ると、洋子さんは「今日こういう下着を穿くんです。」とマタニティ用のショーツを私に見せてくれました。確かに通常の下着よりもかなり大きくて、これならどんなお腹でも大丈夫なのでしょう。

まずはシャワーです。先に私が浴びてから、次に洋子さんという順番です。
シャワーから出た私は、ベッドから布団をおろしてそのままごろんと横たわり、彼女を待っていました。
しばらくすると、シャワーを浴び終えた洋子さんがマタニティ用のキャミソール姿で現れました。
いよいよプレイ開始です。

彼女はベッドに上がり、まずは横たわる私の胸の上に跨って座りました。すると私の目の前には確かに大きなお腹が迫ってくるような印象です。この段階では、お腹越しに洋子さんの顔を見ることが、なんとか可能です。
しばらくはその体勢で、「どんな感じですか?」「ん〜、なんかドキドキします。」などという会話を交わしていたのですが、そのうち彼女は少しお尻を浮かせ、徐々に前方に移動してきました。

そしてついには、私の顔の真上に股間を運んできます。すると、マタニティショーツに包まれた、私が今まで目にしたことのない、お腹から股間のラインが私の視界に飛び込んできました。
それはなんとも不思議な光景です。太腿やお尻は普通サイズであるにもかかわらず、お腹だけがものすごい勢いでせり出しているのです。
キャミソールとショーツの間に見えるお腹は、臍のあたりを中心にはちきれんばかりの状態で、引き伸ばされた肌の表面は光を反射してキラキラと輝いているように見えます。
私はしばらくの時間、その神秘的な光景を感慨深く眺めていました。

そのうち私の顔に、目の前の股間が徐々に近づいてきます。そして次の瞬間、私の顔は、洋子さんの柔らかいお尻の下に、完全に埋まってしまいました。
特殊なマタニティ用ショーツの、ややゴワッとした感触を除いては、意外にも顔面騎乗の感触はさほど独特のものではありません。いつものように柔らかい重みと、甘い香りが私の顔を覆い尽くしています。

その後も、反対向きに座ってみたり、ベッドの端で座ったりしてもらいましたが、大きなお腹を抱えていますので無理な体勢は避け、静かなプレイを淡々と続けていきました。

ひとしきり下着越しの顔面騎乗を試してみた後、洋子さんはおもむろにショーツを脱ぎすてました。そして、私の顔の上に再度立ちはだかり、徐々に股間を落とし始めました。
そのときになって私は、改めて彼女が妊娠中の女性であることを強く感じたのです。私の目に映る光景は、今までに見たことがないものでした。
妊婦ゆえなのでしょうか? 露わになった股間の中心部は、ぷっくりと膨れあがり、ぱっくりと開いているように見えるのです。
そして、その股間の中心部が私の顔の上にぴったりと密着したとき、そのなんともいえない柔らかさに私は驚かされました。ショーツ越しの感触とは全くもって明らかに別のものです。

すでに、洋子さんの中心部は十分に濡れそぼっており、私の鼻はその開いた部分の中に完全に収められてしまいました。
私の目は、お尻の下敷きとなり、鼻は中心部に吸い込まれ、そして口の中には最も敏感な部分の先端が入ってきます。その状態で顔を少し動かしてみると、鼻の表面が女性の内側の熱い壁を刺激します。
私の口の中には、とても敏感な部分が奥深くまで入ってきて、まるであの部分をほおばるような状態になってしまいました。なので私は、歯が敏感な箇所に当たらないように、注意深くその周辺を唇で支えます。そして、舌がダイレクトにその箇所に触れないよう、少しずつ少しずつ、周辺から舌を這わせていきました。

この段階になると、洋子さんはもう激しく敏感になっていることに気づかされます。私の胸においた手には力が感じられ、顔の上から漏れ聞こえる声が、だんだんと大きくなってきます。
先ほどまでの、ショーツを穿いたままのプレイとはまるで一変し、官能的な顔面騎乗に突入です。

そのうち、洋子さんは私の顔の上に乗せた股間を自ら動かし始め、その動きは徐々に激しさを増していきます。
もはや私の顔はびしょ濡れの状態で、顔全体に激しい動きが伝わるのですが、それは不思議と心地よい摩擦感でした。
そして、ついてに洋子さんに絶頂が訪れたようです。

プレイを終えた私は、事故も無く無事プレイを終えられたことにほっとするとともに、初めての貴重な経験にとても満足していました。洋子さんも、つかの間の刺激的な体験に満足してもらえたようです。
「今度は、普通の体で(出産後)座ってみたいです。」といたずらっぽい表情で言っています。その表情は、会ったときの清楚な雰囲気とは異なる、なんとも艶めかしいものでした。


Happy Facesitting report25