ドイツの顔面騎乗サイト

あくまでも私の感触ですが、ドイツという国はおそらくアメリカに次ぐ顔面騎乗大国（？）ではないかと思います。
私が今まで見てきたFacesitting ウェブサイトの中には「de」ドメイン（ドイツ）のものが法人・個人を問わず結構ありました。

その中で、ドイツの法人サイトの代表ともいうべきものが「Smother.de」というサイトではないかと思います。
このサイトは、有料会員制で顔面騎乗画像やビデオクリップを定期的に供給することをビジネスとしており、既にご紹介した「Smother.com」や「Facesitting Japan」などと同じビジネスモデルです。
ドイツのサイトといっても、コンテンツの大半は英語ですので、私のようなドイツ語なんてさっぱりわからない者でも、なんとか利用できています。やはりWebビジネスには英語表示が必須なのでしょう。

Smother.deと称するぐらいですから、Smother.comの兄弟サイトかな？とも思ったのですが、どうやら資本関係はなさそうです。サイトのつくりにもあまり共通点は見出せません。
しかしながら、複数のサイト、たとえばfemdomならSado-girls.com、足フェチならe-feet.de、といった具合にフェティッシュカテゴリ毎にサイト群を形成し、モデルを使いまわすというやり方はSmother.comと同じです。どちらが先に始めたのか、それともアダルトサイトではよくある手法なのかわかりませんが、別にこのやり方に権利があるわけでもないでしょうから、似たようなやり方をしても差し支えないのでしょう。

いずれにしろ、極めて合理的な方法ですし、結果として低コストでコンテンツ鑑賞を享受できるのであれば、ユーザーとしては別に文句はありません。文句はないのですが、まあなんとなく合理的過ぎて面白みのなさを感じるのは、私が日本人だからでしょうか？

そんなことはさておき、今回ご紹介するのはSmother.deのメンバーズエリアに掲載されている画像です。アメリカや日本の画像と異なり、なんだか重々しい雰囲気を感じさせるのは、さすがヨーロッパといったところでしょうか。
オリジナル画像は1024×768ピクセルとかなり大きく、しかも極めて鮮明なものばかりです。「画質」という点においては、十分に満足できるクオリティだと思います。

しかしながら、モデルの起用に関しては、あくまでも私個人の感触ですが、率直なところ首を傾げたくなります。全般的に女王様然としたモデルが多いこともさることながら、どういうわけか年配のモデルが多いような気がします。もっともこの現象は、海外のFemdomサイトにわりと共通するのですが、結構年配の女王様が幅をきかしているような気がしてなりません。
個人的には、顔面騎乗は女性の美しさを際立たせる構図なんだから、もっとキュートな女性に登場してもらいたいのが正直なところです。

Smother.deには、モデル以外にもいくつか気になる点はあります。
例えば、写真のアングルが限られており何やら妙に窮屈な印象を受ける、手錠やロープによる拘束などステレオタイプなSM感を滲ませている、コスチュームが突拍子もないため今ひとつリアリティが感じられない、などなど数え上げればきりがありません。

個人的にこのサイトに注文をつけるなら、魅力的なモデルの起用、バラエティに富んだ大胆なアングル、半端なSM的シチュエーションの排除（もしくは画像によってメリハリをつける）、日常的なコスチュームやシチュエーションによって顔面騎乗の非日常性を際立たせる演出など、一歩踏み込んだ表現を求めたいところです。
画像の鮮明さが素晴らしいだけに、余計に物足りなさを感じるのが残念です。
今後に期待したい、気になるサイトです。