<前回からの続き>
初対面の軽い興奮が覚めやらぬ真衣さんと私は、楽しく会話を続けながら近くのホテルに入ります。
部屋に入るとさすがに会話が途切れがち。上着を脱いで、飲み物を出して、ソファに座って、「さて、どうしましょうか・・・」と、落ち着かない私たち。
やはりまだお互い緊張気味。メールのやりとりで理解を深めてきたとはいえ、初対面のその日にふたりきりでホテルにいること。これから始まるのが普通のSEXではなく顔面騎乗オンリーのプレイであること。
こんな状況を何度も経験している私でさえ緊張気味なのですから、初めて体験する真衣さんはさぞかし落ち着かないことでしょう。
これから始まることを頭ではわかっていても、どんな展開になるか想像できないでしょうから。
私は意を決してシャワーに向かいます。真衣さんは家を出るときにシャワーを浴びたので、着替えて待っているとのことでした。
シャワーを終えて私が部屋に戻ると、真衣さんは黒いキャミソール姿でベッドに座っていました。やや落とした照明の中、なんとも艶めかしい雰囲気です。
いよいよ待ちに待った顔面騎乗プレイのスタート。
「・・・じゃ、始めましょうか。」と言うと、真衣さんは「はい」と一言こたえる。私はベッドの上から布団や枕を取り除き、シーツだけにしてその上に横たわりました。
そして「最初は私のお腹のあたりに座ってみます?」と伝えると、真衣さんはベッドに上がって私のお腹のあたりに跨って腰を下ろします。初めての接触です。
私はTシャツを着て、真衣さんはストッキングをはいているので、衣服越しですがお腹のあたりに柔らかいお尻の感触があります。
その温かい感触がこれから起きることへの期待感をぐっと高めます。
<次回へ続く>
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