<前回からの続き>
顔面騎乗に魅せられた人達が世界中に大勢いることを知った私の心持ちは、少しずつ変化してきました。
「顔面騎乗のとりこになってることは別に恥ずかしいことじゃなさそうだゾ。なぜなら自分以外にもこんなに多くの人が好きだと言ってるし」と、頑なだった気持ちが解放されつつありました。
広大なインターネットの海の中で、それまで日本では全く得られなかった顔面騎乗の情報探しに夢中になりました。
こうしてネットにはまって以来、(SM)クラブ活動をぱったりとやめてしまったんです。ほぼ2年間クラブには寄りつきませんでした。
おかげでひどい目に遭ったり虚しい思いをしたりすることもなく、平穏無事に過ごしていたわけです。
ところがネットで多くの顔面騎乗シーンを見ているうちに、またぞろ私の顔騎虫がムズムズと騒ぎ始めます。
ちょうどその頃、日本国内でSMクラブのサイトがポツポツと現れ始めました。その中のひとつに気になるものがあったんです。それが池袋EというSMクラブのサイト。
SMクラブの広告にありがちなおどろおどろしい造りではなく、まるで女性がデザインしたようなシンプルで美しいサイトでした。女王様紹介は写真ではなくイラスト、という当時でも珍しい構成。
それを見ているうち、私はその店に行ってみたいと思うようになります。
そして、この池袋SMクラブEにより私の(SM)クラブ活動は2年ぶり再開したんです。