| トップ > ピクチャーズ > アメリカのレスリングビデオ | Happy Facesitting |
もう10年以上前になりますが、その頃私は米国のJaguar Videoというレーベルのレスリングビデオをよく見ていました。といってもレスリングが好きなわけではなく、目的はもちろんフェイスシッティングシーンです。
Jaguar Videoは、Joan Wiseという女性がニューヨークに設立したビデオプロダクションで、既に20年以上もの間レスリングビデオを制作している会社です。Joan自身も、かつてはビデオに出演していた女優(レスラー?)のようでした。

同社のビデオの内容は、概ね、部屋の中で男女がやおらレスリングをおっぱじめ、最後は女性が勝利して、敗者である男性にフェイスシッティングを食らわせる、といったものです。
米国には、ほかにも男女のレスリングをコンテンツにしたアダルトビデオを制作するメーカーが、驚くほど数多く存在していますが、フェイスシッティングシーンの充実度合いは、Jaguar Videoが随一といえるのではないかと思います。

といっても、私自身はレスリングにはあまり興味が持てず、前半延々と続くレスリングシーンに少々うんざり、というのが正直なところでした。男の出演者が思いのほか頑張るものですから、なかなか勝負がつかず、ヘッドシザーズとかアームなんとかといった技を延々と見せ続けられるのが、私にとってはちょっとつらいところです。(早送りすれば済む話ですが...。)

でも、最後のフェイスシッティングシーンはなかなか圧巻です。打ち負かされて床に横たわった男性の顔が、勝者である女性のお尻の下に完全に組み敷かれているシーンが、これでもかとばかりに延々と続きます。
レスリングを終えた直後は、女性の側もぜいぜいと息を切らしているのですが、落ち着いてくると、さっきまで真剣に戦っていた表情とはうって変わって、艶かしい表情を見せ始め、男性の顔にいやらしく股間をこすりつけ始めます。なんだか一転して、エロチックなモードに突入するのです。

まあ、私などは、とりあえずフェイスシッティングシーンさえ見られれば満足なのですが、私にこのビデオの存在を教えてくれた好事家の人に言わせると「レスリングに負けた結果、フェイスシッティングされる、というプロセスが重要なんだ!」ということのようです。そのときはレスリングフェチ(?)の世界は奥が深いものだ、と感心した次第ですが、今思えば、確かにレスリングのときの真剣な表情とフェイスシッティングのときの艶かしい表情とのギャップは悪くありません。いまさらながら含蓄のある言葉だったと思います。

さて、その後、私はインターネットを利用するようになってから間もなく、Jaguar Videoのサイトを発見しました。
Greeneyes.comというサイトで、今回ご紹介する画像はこのサイトからのものです。
いずれも古いビデオからのキャプチャー画像ゆえ、時代を感じさせるものばかりですが、やはりアメリカ!といった迫力を感じさせるものばかりです。さすがに大味感がなくもありませんが、わたしはこのようなアメリカンテイストが案外きらいではありません。

このサイトを見つけた頃ですので、今から5〜6年前になりますが、私はサイトを通じて、オーナーのJoan Wiseとしばらくメールのやりとりをしたことがあります。
私から「自分は日本のフェイスシッティングファンで、Jaguar Videoは良く見ている。」といったファンレターのようなものを送ったのですが、驚くべきことにJoanから返事が返ってきたのです。(本当に本人かどうかは知る由もありませんが、Joan Wiseと名乗っていました。)
そのとき、私から「フェイスシッティングをクローズアップしたビデオを制作して欲しい」と、大胆にもリクエストをしたのですが、Joanの返事は「ビジネスとして考えた場合、多くの人の嗜好にマッチした作品を制作しなければならないので、フェイスシッティングのみをフィーチャーした作品をリリースすることは難しい」といったものでした。
フェティッシュビデオの制作・販売といったビジネスのオーナーとしては至極当然の回答であり、私もそのときは「そりゃそうだろうな」と納得したわけです。むしろ、極東の1ユーザーに過ぎない私の質問にも、きちんと誠実に対応する姿勢に心を打たれたほどです。

そういうわけで、私はJaguar Videoからフェイスシッティングオンリーのビデオがリリースされることは、特段期待していませんでした。
ところが、その後間もなく同社からJaguar Special Sitting videoやJoan Wise
Facesitting Specialといった、フェイスシッティングハイライトシーンのみを収録したビデオが発売されるようになりました。
私の意見が聞き入れられた、というわけでもないのでしょうが、なんとなくうれしく感じたことを覚えています。
ともあれ、最近の同社は新作をほとんどリリースしていないようですし、過去の膨大な遺産でしのいでいるように見えなくもありません。古くからのファンとしては、残念なことと感じています。
個人的には、同社がかつての勢いを取り戻し、時代にあったフェイスシッティングビデオの新作をリリースすることを期待してやまない、といったところでしょうか。
| <<Prev | <トップ> | <ピクチャーズTop> | Next>> |