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私がインターネットで初めて顔面騎乗画像を見たのは、fetish.comというサイトのビデオ紹介コーナーにおいてでした。当時はYahoo!
Japanで「顔面騎乗」というキーワードで国内のサイトを検索しても何もヒットしませんでしたので、米国Yahoo!でfacesittingというキーワードでサーチしまくっていたのです。そこで初めてヒットして、たどり着いたのがfetish.comでした。
Yahoo!は登録型ですが、今思えば、このサイトがYahoo!ディレクトリ登録されていたわけではなく、Yahoo!から繋がるAltavistaという米DEC社のロボット型サーチエンジンがこのサイトを拾ってきたようです。
インターネットで初めて巡り合った顔面騎乗サイトを隅々までチェックしたところ、それは米国のIBN社というビデオプロダクションが運営する、フェティッシュビデオの販売や会員向けのコンテンツを提供するサイトであることがわかりました。
IBN社については、Video Vortexのご紹介(「古き良きフェイスシッティングビデオ」)の項でも触れましたが、顔面騎乗ビデオを多数制作しているビデオプロダクションです(Video
Vortex社を買収したと思われる会社です)。
私はfetish.comで販売されている様々な顔面騎乗ビデオを見たくてしょうがなかったのですが、果たして日本から注文してちゃんと購入できるのかどうかよくわかりませんでしたし、そもそもクレジットカードの番号をインターネットで送信することに強い抵抗感がありましたので、どうすることもできませんでした。
また会員向けコンテンツも覗いてみたかったのですが、やはり入会にはカード番号入力のプロセスがありましたので、こちらも踏み切ることができません。
そんな状態で悶々と過ごしていたわけですが、どうしても見たいという気持ちを抑えることができなくなり、とうとう意を決してビデオを注文することにしたのです。
「Facesitting Frenzy」という魅力的なタイトルの作品と「The Controller」という作品の2本をオーダーしました。その後、果たしてちゃんと届くのかどうかまんじりともしない日々を過ごしていたのですが、1週間も経たないうちにビデオはあっけなく到着しました。カードの方も、妙な請求が載っていないか恐る恐る利用明細を開いてみたところ、心当たりの無い請求はありません。結局、不安は杞憂に終わったようです。
最初のオーダーがうまくいったことから、その後私は堰を切ったように次々とビデオを注文するようになりました。IBNに限らず他社のフェイスシッティングビデオも躊躇することなくインターネットでオーダーするようになったのです。結局6〜7社から計数十本のビデオを購入したと思うのですが、現在にいたるまで商品未着やクレジットカードの事故といったトラブルに見舞われたことは、幸いなことに一度もありませんでした。
有料のメンバーシップもfetish.comをはじめ複数のサイトで入会・退会を繰り返したのですが、こちらも拍子抜けするぐらいすんなりと手続きが進みます。
意外というと失礼ですが、米国のフェティッシュビデオメーカーやフェティッシュサイトは、思いのほかまともなビジネスを展開しているようです(もちろんすべてがそうだとは言えないと思いますが...)。
しかしながら、IBN社のビデオに関しては、初めのうちは購入しては喜んで見ていたのですが、ここ数年はほとんど購入することが無くなってきました。
全般的な印象として、Video Vortexの流れを汲むわりにはかなりSM色が強く、女性が男性を罵倒し痛めつけるような内容が多いような気がして、どうも私の好みにマッチしないのです。特に最近の作品にはそれを感じます。
それでも、日本のものよりはきちんとした顔面騎乗シーンが多いですし、初期の作品群には見るべきものが多いと思います。
私は、同社のビデオに登場する女優のうち、「The Controller」、「Facesitting
Foot Goddess」といった作品に出演していたVera Von Sade (左下写真のピンクのキャミソールの女性)に注目していました。彼女は無慈悲で冷たいミストレス、といった印象の女性なのですが、The
Controllerで見せる様々なスタイルの顔面騎乗は注目に値します。また、彼女は一見ハードに見えますが、座られている男性に対する大人の女性の配慮らしきものが見受けられる点が好ましいところです。
でも残念ながら、最近は彼女が出演することも無くなりましたし、同社の顔面騎乗ビデオ作品は、私から見ると、女性が男性に対してただ乱暴に振舞うといった作品が増えてきたような気がします。
私が個人的に最も好きな顔騎ビデオはVideo Vortexの「Face Straddle Queen」という作品です。 このビデオは同社のオーナー兼看板女優のNancy Novakがプロデュースし、出演している作品で、おそらく後期のものと思われます。後期のものと判断した理由は、Nancyのかつての容色が随分と衰えているように見えるためなのですが、それだけに作品の完成度・円熟度が高まっているように思えます。
登場人物はNancyともうひとりの女優(Sharon)、そして、うらやましいおじさんの3人です。その3人がホテルの一室で繰り広げる隠微な顔面騎乗の世界に、私は強く惹きつけられてしまうのです。
男性に対する無意味な罵倒や暴力のシーンがまったくありませんし、かといって、女性が快感に喘いだり、最後は3Pに突入するといった余計な展開もありません。ごくごく自然な流れで、女性ふたりが交互におじさんの顔に座り、美しい顔面騎乗の世界を淡々と見せ続けるといった内容です。
一般受けする作品とは思えませんが、私にとっては最高傑作のひとつといっても過言ではありません。これはまさしくプロデューサーであるNancy Novakの力量によるものと思われます。
IBN社がVideo Vortexを買収した際の経緯はわかりませんが、できればNancyをスカウトして、彼女がプロデュースする作品群をリリースしてもらえないものかと思います。
なお、今回ご紹介している画像は、IBN社のサイト、fetish.comやsmothered.comの会員エリアの画像を数点ピックアップしたものです。
やや大味ながらも、迫力があり、あっけらかんとしたフェイスシットはアメリカならではものと感じます。
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